トピックス

運営体制について

3人1パーティー、リード要員、受講生、サード要員(フォロー)とし、万全の体制を整え対応しています。

2022年.秋

第8回岩登り体験教室は女性3名男性2名計5名の受講生を迎え開校しました。
例年の如く開校式は受講生、スタッフともピーンとした空気の緊張から始まります。
4回のカリキュラムで短いですが「安全意識」と「楽しさ」を学んで頂きます。



2020年.秋

第7回岩岩登り体験教室はコロナウィルス感染症拡大により開催が危ぶまれましたが、登攀中もマスクを装着するなどの感染対策を取り、開催しました。

3名の女性を迎え開校しました。

皆さん、岩登りが初めての受講生さんで、第1回座学では「ビレイって何?」「エイトノットが上手く結べない!」

第2回座学、室内壁では地面から数メートルの高さに「怖い…」「腕がパンパンでもう登れない!」

第1回実技、蓬莱峡では「怖いけど、楽しい!」

第2回実技、百丈岩が終わると「また登りたい、もっとクライミングが上手くなりたい!」

わずか、4回の教室カリキュラムではありましたが、受講生さんは皆さん、開校式の時の不安気な表情はすっかり消えて、満面の笑顔で終わることができました!


最新情報

2022年 秋 第8回

定員に達し〆切ました。


20.秋の様子

座学①
岩登り体験教室、緊張の開校式~!
今季から校長に就任した西村校長含むスタッフ4名、受講性さん3名、運営側も受講する方も双方サイドが緊張の開校式となりました。
園理事長にもご挨拶を頂戴して、それぞれ自己紹介を終える頃には少し緊張もほぐれた様子。
ギアの説明・・・確保器ひとつとってもいろんなものがあって・・・それで、そもそも確保って何?
「何と何を持ってたらいいですか?」「皮の手袋ってこれでいいですか?」
ロープワーク・・・エイトノットできた!けど、なんだか美しくないっっ。
美しいことは誰が見ても確実な結びだってすぐに分かるし、結びの強度やほどきやすさからみても大切っ・・・てそこまで考えたことない・・・
 
ロープと奮闘するころには少人数のよさもあり、スッカリ和気あいあい。
気が付けば、予定時間を超えての居残り授業となりました。
もちろん、マスク装着して窓も開けてコロナウイルス感染症予防対策は徹底しての座学でしたよー。

座学②
レベルテン
東部市場駅近くのアットホームなクライミングジムを借り切って、2回目の座学という名のインドアクライミング~
受講生さん3名のうち、2名はなんと前日レベルテンでコソ練してたそう!
トップロープで5.9の課題に取り組みます。
受講生さんのうち1名はインドアクライミングも初めての方!
そんなあなたを岩登り体験教室は応援していますよ~~~!!
さぁ、どこに手足置いてもいいから登ってみましょ!
壁の下から1/3くらい登ったところで
「怖い・・・ちょっと1回降ろしてください・・・・」
次は壁の半分くらい登ったところまで。
1回は上まで頑張りましょう!の言葉に見事、「登れましたーーー!!」
上まで到達することができました。
 
最初ってそうでしたよね、もう忘れちゃってるけど。
ロープにぶら下がって壁登るって普通の生活にないですよね。
なんか、感動しました^^。

実技①
蓬莱峡
1回目の実技はお天気も良く、紅葉も見頃の蓬莱峡。
なんか、日本とは思えないような不思議な景色の見られるスポットでもあります。
運営側としてはこの岩の上からの景色を見てもらえるだけで、感動してもらえるんじゃないかなぁって思います。
 
さて、今日は3人1パーティのアルパインスタイルで岩場を登攀します。
ダブルロープで登るイメージって実際に登って「あぁ、こういうことか!」って感じじゃないですか?
登る前は緊張のあまり、できてたエイトノットもすっかりワケ分からなくなってしまったり。
登ってる最中も「こ、ここを登るのか!?」ってなってた受講生さんもいらっしゃったかも?
 
でも終わってみると、怖くて楽しくて面白い!
丁寧にサポートしてくださった41期中級卒業生のスタッフの皆さん、ありがとうございました!

実技②
百丈岩
連休中日の実技2回目、当初はスタッフさんが集まるか?ハラハラ・・・
直前になってコロナウイルス感染症が拡大の兆しで超ハラハラドキドキ・・・
お天気は良い予報、これを逃せばもう開催できないかも!って決行です。
 
百丈岩は蓬莱峡よりさらにザ・アルパインクライミングを体験できる岩場です。
砂でざれた登山道、急坂のアプローチ、脆い岩質、逆層っぽく持ちにくいホールド・・・
あんなところに本当に登れるかな?ってルートにチャレンジできた受講生さんも、また時間の都合でそこにはいけなかった受講生さんも、それぞれにいろんな体験を経て、いろんな「想い」を持ち帰ってもらえたのではないでしょうか。嬉しさも力、また悔しさはもっと大きな力になりますよー!
 
たった4回の岩登り体験教室、ご参加くださった受講生、スタッフ全ての皆さまのご縁に感謝!
おかげさまで事故なく怪我無く、無事に終えることができました。
運営側も緊張や不安の表情から、笑顔に変わっていく受講生さんを見せていただくのは思った以上に楽しいことでした。
今年はコロナで労山の活動は難しいことが多かったけれど、また来年も、いろんな山のご縁がありますように^^。

受講生さんの声

Yさん
第7回岩登り体験教室 実技第1回目 蓬莱峡大屏風 

日 時 2020/11/15 (日曜日) 

天 気 晴天
参加者 受講生3名:i、Y、他会1名
 コーチ・スタッフ10名
内 容 9:00生瀬駅→9:40蓬莱峡岩場→10:00ミーティング後登攀開始☆大屏風にてクライミング
 体験(セカンド)、懸垂下降→14:30終了、反省会、解散
感 想 第7回岩登り体験教室(計4回)に参加しました。座学第1回は入校式およびオリエンテー
 ションと基本のロープワーク、座学第2回目は室内でトップロープクライミングの体験、そして
 今回はいよいよ実技第1回目、自然の岩場蓬莱峡です。
 当日はものすごく良いお天気で青空に岩と紅葉が映える一日でした。蓬莱峡に来たことはある
 のですが、大屏風一番右のゆるい傾斜で岩場の歩き方を練習したことがあるのみです。そそり立
 つ大屏風には一生縁がないものと思っていました。そこに今から登るのかと思うと、怖さとわく
 わくが入り混じった複雑で不思議な気持ちになりました。
 受講生1名に対してコーチ2名、しっかりサポートして頂きました。大屏風は下からはゆるい
 傾斜があるように見えて余裕で登れそうに思うのですが、実際はかぶっているような場所もあり、
 コースを考えずに登ると滑り落ちそうでとても怖かった。身体の使い方もよくわかっていないの
 で、とにかく集中して少しずつ手と足を動かし必死に登りました。変な汗もたくさんかきました
 が、安全確保されているので安心してチャレンジでき本当に面白く楽しめました。これからもク
 ライミングの機会があれば積極的に参加したいと思います。 (Y)


I さん
第 7 回岩登り体験教室 実技第 2 回目 蓬莱峡百丈岩 

山域:蓬莱峡(百丈岩) 

日時:2020 年 11 月 22 日(日) 

天気:くもり時々晴れ 

参加者:(校長)西村 (コーチ)H (受講生)Y・i ・・・[敬称略] 

 その他受講生・コーチ・スタッフとして他会メンバー8 名 

 連盟教育遭対部主催 

全体内容:9:00JR 道場駅集合、朝礼→9:30 百丈岩岩場→装備装着→10:00 登攀開始 

スケジュール、注意事項説明、パーティ発表後登攀開始→14:00 登攀終了 

→14:30 反省会→15:00 終了、解散 

※各パーティに 1 台は無線を準備、登攀前後に状況や登攀ルートの報告を行う。 

※遊軍1パーティが本部の役割を行う。 

※コロナ対策として検温、アルコール消毒を実施、登攀中もマスク着用。 

内容:リード要員及びサード要員として参加頂いたコーチ・スタッフ(他会)とセ 

カンドの受講生から成る 3 人 1 パーティで行動。 

 第二回実技、はザックを背負ったままの登攀。 

 ※受講生の装備:ヘルメット・ハーネス・クライミングシューズ・PAS +安環 

ビナ.・60cm 自作ロープスリング+安環ビナ・確保器+安環カラビナ・革手袋・ 

アプローチシューズ・日帰りハイキング装備 

 百丈岩下部岩壁登攀→東陵登攀 

 ※ダブルロープでリードが登攀(サードがビレイ)。リードのビレイ準備完了後 

セカンド登攀。セカンドのフォローの為ほぼ同時にサードも登攀。これを繰り返 

す。(登攀セットの相互確認・行動前の声掛け・登攀方法・注意点等随所で繰り 

返し教わる) 

終了時刻が迫り蝋燭岩井戸ルート行かず、運営陣設営の懸垂下降地点へ合流残っ 

た時間で、懸垂下降及び登攀練習(この時はザック背負わず) 

感想:実技第 2 回です。第 1 回と同じく物凄い緊張の中で始まり、いやでも登りたい❗と思 

い、取りついてなんで来てしまってのか(*T^T)と号泣の繰り返しでしたが、やっぱり終わ 

ると又登らねば❗となりました(^^) 

コロナ禍で大変な中ご尽力頂き、豪華な指導陣で固めて頂き、物凄い充実度で本当に貴重な 

経験が出来ました。今後会でも練習を続けて行きたいと思います。


Hさん
    私は、岩登り体験教室が復活したと聞いたときから教室に興味がありましたが、昨年は家庭の事情から受講できませんでした。今年の夏、会で初心者の沢登に何度か連れて行ってもらい沢登をもう少し本格的にやってみたいなと思い、今回ご縁があり受講することになりました。 全くの初心者だったので、最初の座学の日に机に並べられたクライミングの装備を見て慄き、レベルテンのジムに行ったのがボルダリングも初めてで、あの高い壁の半分で恐怖で降りて来てしまいました。(場違い感が半端ない‥本当に外岩なんて登れるようになるのかな。) 初めての実技で行った蓬莱峡。最初本当に心臓バクバクでしたが、優しいコーチ陣に支えられ楽しくクライミングすることができました。(なんかちょっと楽しいかも。) 百丈岩では蓬莱峡の時に感じた初めてのことをするという恐怖がなくなっていたので、純粋にクライミングを楽しむことが出来ました。(めちゃくちゃクライミング楽しい!) お世話になった事務局の方々、コーチ陣。ただでさえ、レベルのわからない素人を自分の命にも関わる岩登りに連れて行くなんて、そうとう覚悟のいることです。 しかも例年と違ってコロナ禍の中で、通常とは違う事柄にも気を遣わなけばならず、とても大変だったと思います。本当にありがとうございました。 最後になりましたが同期の二人。あなた方がいたから恐怖を越えて、あと一歩が出せるようになったと思います。とても励まされました。 今回教室に参加して一番良かったことは皆さまに出会えたことです。この新たなつながりを大切にし、クライミングを続けて行きたいと思いますのでこれからもよろしくお願いします。